商品撮影特別講義アイコン 腕時計撮影のコツ上部配置


☚ CLICK
NEWコンテンツ
 Tips11  2017.9.11公開
講師による腕時計撮影特別講座ページへ

商品撮影講座Tips5 腕時計撮影のコツ

商品撮影の定番。腕時計の撮影段取りやコツを見ていきましょう。商品撮影をする皆様は練習や実践などで腕時計の撮影をする機会が多いかと思います。衣服でおぼえる商品撮影講座では「シモジマ通販」サイトで調達した時計スタンドを使用しましたが、その他の方法も確認しておきましょう。


まず、下写真で時計スタンドを確認して下さい。透明素材でバンド内の輪と台が一体になっています。
衣服でおぼえる商品撮影講座 商品撮影Tips リストウォッチ ファッションウォッチ 腕時計 撮影のコツ

※上記の被写体は、株式会社サン・フレイム様の腕時計です。デザインが良く、リーズナブルな価格帯の商品ラインで全国一円に展開しておられます。弊員が被写体を探していたところカインズホームで手に取りました。透明カプセルで陳列されています。総務部ご担当者様、快くDVDへの使用許可を下さいまして誠に有難うございました。この場を借りて御礼申し上げます。

 


ここから本論スタートです。
「時計スタンドを使わない直置きスタイル」の撮影方法を見ていきます。
まず結果写真です。時計スタンドを使わず、このような状態で撮ります。
(※この腕時計は他社商品でDVD講座では使用しておりません。)

腕時計 撮影のコツ


時計スタンドを使用せず、上のような写真を撮る場合は、下のように針金で形状加工したものを自作しておきます。


撮影備品 針金 腕時計用


先にセロテープか両面テープを時計のバンド内側に沿って貼り、その後先程の針金の型をはめ込みます。(針金で商品に傷がつかないよう、テープ類で保護しておきます。)

針金はめ込み 腕時計 リストウォッチ


さらに別の方法では下のような透明プラスチックフィルム(厚め)で輪型を自作しておきます。あると相当便利です。素材はどこにでもあると思います。ホームセンターやネットをあたってみて下さい。

撮影備品 透明プラスチックフィルム 腕時計

 


時計に型をはめ込んだ後は、少量の粘土を使い、時計を立てます。
時計撮影のコツ 備品 粘土

腕時計 撮影のコツこれで、撮影の準備が整いました。この状態で一旦撮影してみましょう。


ちなみに、今回は「アクリルドーム環境」で撮影してみました。
時計撮影のコツ 近距離望遠 アクリルドーム

コンパクトデジカメは1m位の距離からズームで。一眼レフは1m位の距離から望遠で135mm。(35mm換算で216mm)近づいてかなり望遠で撮影します。設定は絞り優先モードでF8.0~F11でしょうか。

 



結果を確認しましょう。ベースの環境照明のみで撮ると下写真のようになりました。文字盤にうっすらと放射線状のラインが見えます。時計の針も黒っぽい。腕時計撮影のコツ 問題点

もしも事後補正の時に実物を見たことがなかったとしたら、間違いなく別の商品に変わります。撮る人と補正する人が違う場合には注意が必要です。
それでは不正確な部分を修正しましょう。細部に光を補完し修正します。


そこで、下のようなふつうの白いボードをレフとして使用します。(発泡スチロール板でも良いです。使い勝手も良く何かと便利です。そしてお安いですし。)
白色ボード レフ板

腕時計撮影のコツ 改善方法 レフ板 白

そのボードでベース照明の光を拾い、文字盤へ。
(「Tips1のライティング編」(光をレフで正面へ送る)でも学習した方法です。)
光を補完することもそうですが、白いボードで被写体に白を入れてあげるという理解でも大丈夫です。


問題部分は解決できました。(少し長針が気になりますが、さらにレフの角度を変えてみてください。)

腕時計撮影 改善結果


最後に、時計撮影時の針の位置ですが、「10時10分32秒」が一番バランスが良いと言われています。(リューズを引っ張り、時間を止めます。)ラスト 撮影 腕時計 ファッションウォッチ リストウォッチ

以上で、腕時計の撮影のコツ説明を終わります。


説明途中に出た不具合は、後工程での補正で、ある程度修正も効きますが、撮影点数が多くなるとミスを引き起こす可能性が高まります。やはり撮影段階で正確に撮っておいた方が無難でしょう。トラブルの芽は上流で摘むことが鉄則ですし、もし後工程があるなら作業も楽にもなります。

 

静止画と文字での説明は苦労致しました。難しいというのが感想です。最後までお読み下さり有難うございます。
カメラワークや設定はDVD講座に譲ります。さらに光沢感を引き出す方法はDVDで!


何卒、「衣服でおぼえる商品撮影講座」DVDを宜しくお願い致します。
アイデアが詰まった逸品です。


WEBページでの商品撮影講座は、これで一旦終了しますが、時間と機会があれば、「窓際撮影」での、楽な「置き撮り」や「吊るし撮り」のアイデア記事も書いてみたいと思いますし、「透明要素を持つ被写体の撮影のコツ」なども書いてみたいと思います。

 

 

衣服でおぼえる商品撮影講座DVD

アパレル系商品の撮影に特化‼
アパレル商品(衣類・周辺服飾品)の撮影を通じて商品撮影を学びます。
アパレル関係・ネットショップ関係・商品撮影学習者の方々にオススメ‼